パエリア=ランチが定番&常識


バレンシアだけではなく、スペインではパエリアやお米料理は昼食に食べるものという認識があります。これはスペイン人の間では一般常識で、ディナーにパエリアを食べている=スペイン料理や食習慣にに詳しくない外国人観光客となります。でもなぜパエリアはディナーには食べない、あるいは適していないと思われているのでしょうか。

バレンシア人が夜にパエリアを食べない理由

  1. 油も塩気も多いのでおなかにもたれる
  2. 夕食に食べると夜中にのどが渇く(お寿司みたいですね)
  3. 元々バレンシアで農作業のランチ時間にその辺にあるもので作った料理だから
  4. スペインの食事のメインはランチで、パエリアは日曜日の家族ランチで食べるものだから


Racó El Falleretのランチ用の大鍋パエリア。色々な意見がありますが、スペインの食事スタイルと食事時間が大きな要因だと思います。

日本では昼食は軽めで夕食がメインなので夜にパエリアでもいけると思いますが、スペインではメインの食事はランチ。伝統的には14時過ぎに前菜・メイン・デザートのコースのようなランチを食べます。

こんな食事をすると夜は余りおなかはすきませんし、21時過ぎにヴァージン・エキストラ・オイルと塩をふんだんに使ったパエリアを食べると…胃の中で油と塩を吸ったお米がさらに膨張し、翌日まで胃もたれします。

また、ピザと同じで夜にカロリーの高い炭水化物を摂取すると太る! という意見もありました(笑)。

ただし、パエリアを例外的に夜に食べることもあります。

それは、火祭り期間中や火祭り参加者が集まってパーティをするとき。これは夜遅くにパエリアを食べても、明け方までお祭り騒ぎが続くのでパエリアが消化されるのと(?)、人がたくさん集まった時はパエリアが便利だからでしょうか。

またランチの残りパエリアを夕食に食べると場合もありますが、これは残り物。あえて作るわけではありません。私の元同居人(こてこてバレンシア人)は、残り物の冷たくなったパエリアが大好物で、ランチの残りのパエリア(半人前)をいつも嬉々として食べていました。

みなさんもぜひバレンシア人に見習ってランチにパエリアを食べてみてください。夜までなかなかおなかがすかなくてびっくりすること間違いなしです(笑)

注)Paellaの発音は、日本名はパエリア、スペイン式発音はパエージャで統一させていただきました。

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盛 千夏(もり ちなつ)
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