パスタのパエリア「フィデウア」

 

おススメ魚介系パエリアの番外編として、お米料理でもパエリアでもありませんがバレンシアのお米料理専門店(Arrocería、アロセリア)で大人気の一品フィデウア(Fudeuá)を紹介します。日本では「パスタのパエリア」などと呼ばれ、ある程度知名度はありますよね。

La dehesa de jose luisのフィデウア。フィデウアの起源としてよく聞く話は、フィデウア発祥の地とされるガンディア(Gandía)のある船付きコックさんが、船長の大好物のアロス・ア・バンダを作るたびに彼が食べ過ぎてしまい、他の船員までおこぼれが回らなかったのでお米の代わりにパスタを入れたらそれほど美味しくなく、きっと残りがでてほかの船員もきちんと食べられるのでは? とパスタを入れたのが始まりのようです。

ただ、パスタを入れたらそれもまた美味しかったようで(笑)、こうしてフィデウアという料理が出来上がり広まっていったようです。

フィデウアの材料は、アロス・ア・バンダと基本的に同じです。ただパスタの種類はフィナ(Fina)とゴルダ(Gorda)があります。フィナは細いパスタで、ゴルダは小さな曲がったマカロニのようなものです。これは好みが分かれるところでフィナかゴルダかを選べるお米料理専門店(Arrocería、アロセリア)もあります。私の個人的な好みは、パリパリに仕上がるフィナ。アロセリアでもフィナを提供しているところの方がゴルダより多いかなといった印象です。

また鶏肉とうさぎ肉をしっかり炒めてうまみを出すバレンシア風パエリアと違い、魚介の出汁・少々の魚介・パスタがあれば手早くできるので、スペイン人家庭でも忙しい平日はパエリアより出番が多い料理のようです。

注)Paellaの発音は、日本名はパエリア、スペイン式発音はパエージャで統一させていただきました。

写真は、バレンシアの郊外El Saler(エル・サレール)のアロセリア、La dehesa de jose luisのフィデウアです。

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盛 千夏(もり ちなつ)
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